初めて猫を迎えることが決まると、「何を準備すればいいの?」「必要なものを買い忘れていないかな?」と不安になる人も多いのではないでしょうか。
猫を迎える準備では、トイレやフードなどの猫用品を揃えるだけでなく、安全に過ごせる部屋づくりや食事と水の準備、動物病院の確認など、迎える前に考えておきたいことがあります。
我が家では、たまを生後3か月と7日で迎えました。迎える前にはトイレやキャリー、フード、ケージなど11種類の猫用品を準備し、実際にすべて使用しました。また、暮らし始めてから必要性に気づき、追加で購入した猫用品もあります。
この記事では、初めて猫を迎える前に確認したい6つのことをはじめ、我が家で実際に準備した11種類の猫用品や、迎えたあとに買い足したものまで紹介します。これから猫との暮らしを始める人は、準備をするときの参考にしてください。
初めて猫を迎える前に知っておきたい6つのこと
初めて猫を迎えるときは、必要な猫用品を揃えることに目が向きがちですが、それだけではありません。
猫が安全に暮らせる環境を整え、食事や水、迎えた直後の居場所なども事前に考えておくと、猫を迎えたあとの生活を始めやすくなります。
ここでは、初めて猫を迎える前に確認しておきたいことを6つに分けて紹介します。
①猫を飼える生活環境か確認する
猫を迎えることを決めたら、猫用品を揃える前に、まず現在の生活環境で猫を飼い続けられるか確認しておきましょう。
賃貸住宅や集合住宅に住んでいる場合は、ペットの飼育が認められているかを契約内容や管理規約などで確認します。「ペット可」であっても、飼育できる動物の種類や頭数などに条件が設けられている場合があります。
一緒に暮らす家族がいる場合は、猫を迎えることについて事前に話し合っておくことも大切です。毎日の食事やトイレ掃除だけでなく、通院や留守番、旅行などのときに誰が世話をするのかも考えておくと安心です。
また、猫との生活にはフードや猫砂などの継続的な費用に加えて、ワクチンや健康診断、病気やケガによる通院費などが必要になることもあります。
猫との暮らしは長く続きます。「今飼えるか」だけではなく、これから先もお世話を続けられるかまで考えたうえで迎えることが大切です。
②猫が安全に暮らせる部屋を準備する
猫を迎える前には、家の中を猫が安全に過ごせる環境に整えておきましょう。特に子猫は好奇心が強く、人が予想していなかった場所へ入り込んだり、気になるものを口にしたりすることがあります。
床や猫が届く場所には、ひもや小さな部品など誤飲につながるものを置かないようにします。電源コードや倒れやすい家具、猫にとって危険な植物なども確認し、必要に応じて猫が触れられないよう対策しておきましょう。
窓や玄関、ベランダなどから外へ出てしまわないよう、脱走対策も必要です。網戸だけに頼らず、猫が開けたり突破したりできる場所がないか、実際に猫の目線で確認してみましょう。
また、新しい家に来た猫が落ち着いて過ごせる場所を作っておくことも大切です。ケージやベッド、ブランケットなどを使い、周囲の様子を見ながら休める場所を用意しておくとよいでしょう。
猫を迎える前に一度部屋全体を確認し、「落とす・倒す・かじる・飲み込む・入り込む・外へ出る」といった行動を想定して危険な場所を減らしておきましょう。
③猫を迎える前に必要なものを準備する
猫を迎える日までに、トイレや猫砂、フード、水入れ、キャリーなど、生活を始めるために必要な猫用品を準備しておきましょう。
ただし、必要なものは猫の年齢や季節、飼育環境によっても変わります。インターネットなどで紹介されている猫用品を最初からすべて揃えるのではなく、迎える猫に必要なものを考えて準備することが大切です。
我が家では、たまを生後3か月と7日で迎える前に、トイレやキャリー、フード、ケージなど11種類の猫用品を準備しました。迎えたのが真冬だったため、ペット用保温マットやブランケットも用意しています。
準備した11種類は実際にすべて使用しましたが、猫と暮らし始めてから必要だと感じて買い足したものもありました。
我が家で実際に準備したものと、迎えたあとに買い足したものについては、この記事の後半で詳しく紹介します。
④食事と水を用意する
猫を迎えたその日から食事と水が必要になるため、フードと水入れも事前に準備しておきましょう。
フードは、迎える前にその猫が食べていたものを確認しておくと安心です。新しい環境への変化に加えてフードまで急に変えるのではなく、変更する場合は猫の様子を見ながら進めましょう。
また、いつでも水を飲めるように、清潔な水と水入れを用意します。猫によって使いやすい器や好む水飲み場が異なることもあるため、実際に暮らし始めてから飲み方を観察することも大切です。
⑤キャリーやケージなど迎えた直後の居場所を準備する
猫を迎えるときは、自宅まで安全に移動するためのキャリーを事前に準備しておきましょう。キャリーはお迎えの日だけでなく、動物病院への通院や災害時の移動などにも使用できます。
自宅では、新しい環境に来た猫が落ち着いて過ごせる場所も用意しておきます。我が家では、たまを迎える前にケージとペット用ブランケットを準備しました。
ケージを使うかどうかは飼育環境によって異なりますが、子猫を迎える場合は、トイレや水、休む場所などをどこに配置するかまで考えておくと、迎えた直後の生活を始めやすくなります。
⑥動物病院や迎えたあとの生活も考えておく
猫を迎える前に、自宅から通いやすい動物病院も確認しておきましょう。体調を崩してから慌てて探すのではなく、事前に候補を決めておくと、必要になったときに受診しやすくなります。
動物病院を探すときは、自宅からの距離だけでなく、診療時間や休診日、猫を診てもらえるかなども確認しておくと安心です。夜間や休診日に体調を崩した場合に備えて、近くの夜間・救急対応の動物病院も調べておくとよいでしょう。
また、猫を迎えたあとは、食欲や水の飲み方、排泄、元気など普段の様子を観察することも大切です。日頃の状態を知っておくことで、いつもと違う変化にも気づきやすくなります。
ワクチン接種や健康管理について分からないことがある場合は、迎えた猫の年齢やこれまでの飼育・接種状況などを確認したうえで、動物病院に相談しましょう。
猫を迎える準備は、猫用品を揃えたら終わりではありません。迎えたあとも安心して一緒に暮らせるように、通院や日々のお世話まで考えて準備しておきましょう。
我が家で猫を迎える前に準備した11種類の猫用品
我が家では、たまを生後3か月と7日で迎えました。初めて猫を迎えることもあり、家に来たその日から生活できるように必要な猫用品を事前に準備しました。
迎える前に用意したのは、トイレ、猫砂、ペット用トイレ袋、キャリー、フード、水入れ、ケージ、おもちゃ、ハーネス、ペット用保温マット、ペット用ブランケットの11種類です。
我が家ではこの11種類をすべて実際に使用しました。ただし、すべての猫に同じものが必要というわけではありません。猫の年齢や迎える季節、飼育環境などによって必要なものは変わります。
たまを迎えたのは真冬だったため、寒さ対策としてペット用保温マットとブランケットも準備しました。ここからは、実際に準備したものを用途別に紹介します。
トイレ用品|トイレ・猫砂・ペット用トイレ袋
猫を迎えたその日から使えるように、トイレと猫砂は事前に準備しました。新しい環境に来てから慌てて用意するのではなく、猫が家に到着した時点で排泄できる場所を作っておくことが大切です。
猫砂にはさまざまな種類があるため、迎える前に使っていた猫砂が分かる場合は確認しておくと選びやすくなります。猫によって砂の感触などに好みがあるため、実際に使う様子を見ながら選んでいきましょう。
我が家では、トイレと猫砂に加えてペット用トイレ袋も用意しました。排泄物を処理するときに使うため、毎日のトイレ掃除に役立ちました。
トイレ本体だけを準備して終わりではなく、猫砂や排泄物を処理する袋まで一緒に用意しておくと、猫を迎えたその日からお世話を始めやすくなります。
食事用品|フード・水入れ
たまを迎える前には、毎日の食事としてドライフードとウェットフードを用意しました。また、生後3か月ほどの子猫だったため、我が家では粉ミルクも準備しています。
ただし、子猫だから必ず粉ミルクが必要というわけではありません。迎える猫の月齢やそれまでの食事内容を確認し、その猫に合ったフードを準備することが大切です。
特にフードは、迎えた直後から急に種類を変えるのではなく、それまで何を食べていたのか確認しておくと安心です。我が家でも、たまの成長や食べ方を見ながら、その後フードを選んできました。
水入れも、家に到着したときからいつでも水を飲めるように事前に準備しました。たまは迎えた頃にあまり水を飲まなかったため、その後は動きのある水も試してみようと自動給水器を取り入れています。
現在我が家の3匹が食べているフードについては、「猫のご飯は何をあげてる?我が家の3匹が食べているキャットフード」で紹介しています。
また、現在使っている水入れや自動給水器については、「猫の水飲み場はどうしてる?我が家で使っている4種類の給水方法」にまとめています。
移動・生活用品|キャリー・ケージ・ハーネス
たまを迎える前には、キャリー・ケージ・ハーネスも準備しました。
キャリーは、お迎えの日に自宅まで移動するときだけでなく、その後の動物病院への通院などでも使います。我が家では、たまを迎えるときから使うことを考えて事前に用意しました。
ケージは、迎えたばかりのたまが過ごす場所として準備しました。新しい家に来た直後から部屋の中を自由に行き来させるのではなく、まずは落ち着いて過ごせる場所を作る目的で使用しています。
ハーネスも迎える前に準備し、実際に使用しました。ただし、ハーネスが必要かどうかは猫の性格や飼育環境、使用目的によっても異なります。猫を迎えるためにすべての家庭で必ず必要なものではないため、必要に応じて検討するとよいでしょう。
キャリーについては、現在3匹それぞれに違うタイプを使っています。実際に使って分かった違いや選び方は、「猫にキャリーバッグは必要?実際に使っている3種類と選び方」で詳しく紹介しています。
遊び・防寒用品|おもちゃ・保温マット・ブランケット
たまを迎える前には、おもちゃのほかにペット用保温マットとペット用ブランケットも準備しました。
おもちゃは、たまと遊んだりコミュニケーションを取ったりするために用意しました。ただし、迎えたばかりの猫がすぐに遊びたがるとは限らないため、最初から無理に遊ばせるのではなく、新しい環境に慣れる様子を見ながら使っていきます。
また、たまを迎えたのは真冬だったため、寒さ対策としてペット用保温マットとブランケットを用意しました。猫が自分で過ごす場所を選べるようにしながら、暖かく休める場所を作るために使用しました。
保温用品が必要かどうかは、迎える季節や室温、猫の年齢などによっても変わります。我が家では真冬に生後3か月ほどのたまを迎えたため事前に準備しましたが、すべての猫に同じ防寒用品が必要というわけではありません。
猫用品は「必要なもの一覧」をそのまま揃えるのではなく、迎える猫の年齢や季節、住んでいる環境に合わせて選ぶことが大切です。
猫を迎えたあとに買い足した8種類の猫用品
猫を迎える前に11種類の猫用品を準備していましたが、実際にたまと暮らし始めてから「これもあったほうがいい」と感じて買い足したものもあります。
我が家であとから追加したのは、キャットタワー、ペット用の階段クッション、爪とぎ、歯磨きペーパー、耳掃除ペーパー、猫用シャンプー・トリートメント、ペット用ウェットティッシュ、ペット用身体拭きシートの8種類です。
これらは、猫を迎える前に必ずすべて用意しなければならないものではありません。我が家でも、たまとの生活を始めてから必要性を感じたものを少しずつ追加していきました。
最初からたくさんの猫用品を買い揃えるよりも、まず生活に必要なものを準備し、猫の性格や過ごし方、飼育環境を見ながら必要なものを追加していく方法もあります。
生活環境のために追加したもの|キャットタワー・階段クッション・爪とぎ
たまと暮らし始めてから、生活環境に合わせてキャットタワー、ペット用の階段クッション、爪とぎを買い足しました。
キャットタワーは、室内でも上下に移動できる場所を増やすために追加しました。猫は高い場所に登ることもあるため、設置するときは本体がぐらつかないか、周囲に危険なものがないかなども確認しています。
ペット用の階段クッションは、たまがソファーへ上り下りするときに使えるように購入しました。すべての猫に必要なものではありませんが、我が家では実際の生活を見ながら追加した用品のひとつです。
爪とぎも、たまと暮らし始めてから買い足しました。爪とぎには段ボールや麻などさまざまなタイプがあるため、猫が使う様子を見ながら好みに合うものを選んでいくとよいでしょう。
このように、キャットタワーや階段クッションなどは、迎える前にすべて揃えるのではなく、猫が家の中でどのように過ごすのかを見てから必要に応じて追加することもできます。
お手入れのために追加したもの|歯・耳・被毛・身体のケア用品
たまと暮らし始めてからは、日々のお手入れに使うものとして、歯磨きペーパー、耳掃除ペーパー、猫用シャンプー・トリートメント、ペット用ウェットティッシュ、ペット用身体拭きシートも買い足しました。
歯磨きペーパーや耳掃除ペーパーは、たまの歯や耳のお手入れをするために購入しました。猫によってお手入れへの反応も異なるため、嫌がる場合は無理に続けず、少しずつ慣らしながら使うようにしています。
猫用シャンプーとトリートメントも、必要になったときに使えるように追加しました。ただし、猫を迎えたら必ずシャンプーをしなければならないというわけではありません。我が家で実際に買い足した猫用品のひとつとして紹介しています。
ペット用ウェットティッシュと身体拭きシートは、ちょっとした汚れが気になったときなどに使えるように購入しました。用途に合わせて使い分けられるため、我が家では日常のお手入れ用品として用意しています。
こうしたお手入れ用品は、猫を迎える前にすべて揃えるのではなく、実際に一緒に暮らしながら必要になったものを追加していく方法でもよいと感じています。
猫を迎える準備はいつから始める?
猫を迎えることが決まったら、お迎えの日から逆算して少しずつ準備を始めましょう。特に初めて猫を飼う場合は、必要な猫用品を調べたり、部屋の安全対策をしたりする時間も必要です。
遅くとも猫を迎える前日までには、トイレと猫砂、フード、水入れ、キャリーなど、迎えたその日から必要になるものを使える状態にしておきます。ケージを使用する場合は組み立てや設置も済ませ、猫が過ごす場所を決めておくとスムーズです。
フードや猫砂については、迎える猫がそれまで使っていたものを確認できる場合は、事前に聞いておくと準備しやすくなります。
また、猫用品だけでなく、誤飲しそうなものを片付けたり、窓や玄関などの脱走対策を確認したりすることも、お迎え前に済ませておきたい準備です。
一方で、キャットタワーやお手入れ用品など、迎えたあとでも追加できるものまで最初からすべて揃える必要はありません。まずは食事・水・トイレ・移動手段・安心して過ごせる場所など、猫が生活を始めるために必要な環境を優先して整えましょう。
猫を迎えた初日は無理に構いすぎない
猫を迎えた初日は、かわいくてたくさん触ったり遊んだりしたくなるかもしれません。しかし、猫にとっては知らない場所へ移動し、見慣れない人や音、においに囲まれる大きな環境の変化です。
まずは事前に用意したケージや落ち着いて休める場所で、猫自身が新しい環境を確認できるようにしましょう。すぐに出てこなかったり、隠れてしまったりしても、無理に引っ張り出さず様子を見ます。
フード、水、トイレは猫が利用しやすい場所に用意し、食べているか、水を飲んでいるか、排泄できているかも確認します。
家族みんなで次々に触ったり、長時間遊ばせたりするのではなく、猫の様子を見ながら少しずつ新しい生活に慣れてもらうことが大切です。
また、食欲や水分摂取、排泄、元気などで気になる状態が見られる場合は、「環境が変わったから」と決めつけず、必要に応じて動物病院へ相談しましょう。
まとめ|猫を迎える準備をして安心してお迎えしよう
初めて猫を迎えるときは、必要な猫用品を揃えるだけでなく、安全に暮らせる部屋づくりや食事と水の準備、動物病院の確認なども事前にしておくことが大切です。
我が家では、たまを生後3か月と7日で迎える前に、トイレや猫砂、キャリー、フード、水入れ、ケージなど11種類の猫用品を準備しました。迎えたのが真冬だったため、保温マットやブランケットも用意しています。
一方で、キャットタワーや爪とぎ、お手入れ用品など8種類は、実際に一緒に暮らし始めてから必要性を感じて買い足しました。
猫用品は、最初から何もかも揃える必要はありません。まずは猫がその日から生活するために必要なものを優先し、迎える猫の年齢や季節、性格、暮らし方に合わせて少しずつ追加していくとよいでしょう。
しっかり準備をしておけば、飼い主さん自身も余裕を持って猫を迎えやすくなります。これから始まる猫との暮らしを楽しみながら、その子に合った生活環境を整えていきましょう。

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