猫を迎えるとき、「キャリーバッグは本当に必要?」「どんなタイプを選べばいいの?」と迷う方もいるのではないでしょうか。
キャリーバッグは、動物病院への通院や猫を連れて移動するときなどに使用する猫用品のひとつです。
我が家でも猫たちとの生活の中でキャリーバッグを使用しており、現在はタイプの異なる3種類を使っています。
実際に使ってみると、猫の出し入れのしやすさや持ち運びやすさなど、それぞれに違いがありました。
この記事では、猫にキャリーバッグが必要な理由や選ぶときのポイントを解説しながら、我が家で実際に使っている3種類のキャリーバッグと使い分けを紹介します。
これから初めて猫を迎える方は、キャリー以外に準備しておきたいものもあります。「初めて猫を迎える準備|初心者が確認したい6項目と必要なもの」では、我が家で実際に迎える前に準備した11種類の猫用品も紹介しています。
猫にキャリーバッグは必要?
猫と暮らすのであれば、必要なときにすぐ使えるキャリーバッグを用意しておくことをおすすめします。
猫は普段室内で暮らしていても、動物病院への通院などで自宅の外へ連れて行かなければならないことがあります。
また、災害などで猫と一緒に避難しなければならない状況も考えられます。
そのため、「外出するときになってから用意する」のではなく、猫を迎える段階でキャリーバッグも準備しておくと安心です。
我が家でも主に猫たちを移動させるときにキャリーバッグを使用しています。
ただ、実際に複数のキャリーバッグを使ってみると、形や開き方などによって使いやすさには違いがありました。
そこで次に、猫用キャリーバッグを選ぶときに確認したいポイントを紹介します。
猫用キャリーバッグを選ぶときのポイント
猫用キャリーバッグには、ハードタイプや折りたたみタイプなどさまざまな種類があります。
見た目だけで選ぶのではなく、猫の体格や出し入れのしやすさ、飼い主が持ち運びやすいかなども確認して選ぶことが大切です。
ここでは、我が家で実際にキャリーバッグを使って感じたことも踏まえながら、選ぶときに確認したい4つのポイントを紹介します。
猫の体格に合ったサイズを選ぶ
まず確認したいのが、キャリーバッグのサイズです。
同じ猫用として販売されている商品でも、対応している体重や本体の大きさは商品によって異なります。
購入するときは商品のサイズだけでなく、耐荷重や適応体重なども確認し、愛猫の体格に合っているかを確認しましょう。
我が家でも猫によって体の大きさが違うため、キャリーバッグを選ぶときにはサイズを確認するようにしています。
出し入れのしやすさを確認する
猫をキャリーバッグに入れるときの、出し入れのしやすさも確認しておきたいポイントです。
キャリーバッグによって、正面から入れるタイプや上部が開くタイプ、複数の場所から出し入れできるタイプなど、入口の位置や開き方が異なります。
特にキャリーバッグに入るのが苦手な猫の場合は、入口の大きさや開き方によって入れやすさが変わることがあります。
購入するときには「どこが開くのか」「入口は十分な大きさがあるか」まで確認しておくと選びやすくなります。
持ち運びやすさを確認する
猫を入れた状態で持ち運びやすいかどうかも確認しましょう。
キャリーバッグ本体が軽くても、猫が中に入ればその分だけ重くなります。
持ち手の形や本体の重さなどを確認し、自宅から動物病院までどのように移動するのかも考えながら選ぶとよいでしょう。
徒歩や車など、普段の移動方法によっても使いやすいキャリーバッグは変わってきます。
お手入れのしやすさも確認する
キャリーバッグを清潔に使うためには、お手入れのしやすさも確認しておきたいポイントです。
移動中にキャリーバッグの中が汚れてしまうこともあるため、汚れたときに掃除しやすい素材や構造なのかを購入前に確認しておくと安心です。
本体を拭き取りやすいか、底部分を取り外せるかなど、お手入れ方法についても商品の説明を確認してみましょう。
我が家で実際に使っている3種類のキャリーバッグ
我が家では、猫たちの体格や性格に合わせてタイプの異なる3種類のキャリーバッグを使っています。
実際に使ってみると、同じキャリーバッグでも猫によって使いやすさが違いました。
ここからは、それぞれを購入した理由や実際に使って感じたこと、現在どの猫に使っているのかを紹介します。
Pet’sOne ペットハウスにもなるツインドアキャリー
現在むた専用として使っているのが、「Pet’sOne ペットハウスにもなるツインドアキャリー」です。
以前は「necoco ネココ リュックキャリー」を使用していましたが、むたがキャリーを引き裂いてしまったため、新しいキャリーを購入することにしました。
そこで選んだのが、プラスチック素材のこちらのキャリーです。
実際に使っていて特に良かったと感じているのは、以前使っていた布製のキャリーと比べて破損の心配が少ないことです。むたは約7kgありますが、中で方向転換できるくらいのスペースがあります。
また、上と前の2か所に扉があるため、そのときのむたの様子に合わせて入れる場所を変えています。
なにより、プラスチック素材なので、汚れたときに掃除しやすいところも気に入っています。
一方で、本体が大きいため持ち運ぶときには少しごつく感じます。また、組み立ても少し面倒に感じるところがあります。
我が家では持ち運びや組み立てやすさよりも、約7kgあるむたが中で動ける広さや、壊されにくいことを重視したかったため、現在はこちらをむた専用として使用しています。
約7kgのむたが実際に使っているキャリーです。上部と正面の2か所から出し入れできる構造や、本体サイズ・耐荷重を確認したい方は、カインズ公式の商品ページを参考にしてください。

Pet’sOne ペットハウスにもなるツインドアキャリー M|カインズ公式
リッチェル ラタンキャリー
現在たま専用として使っているのが、「リッチェル ラタンキャリー」です。
このキャリーを選んだ理由は、ラタン調の見た目が気に入ったことと、車で移動するときにシートベルトで固定できることです。
我が家では動物病院などへ車で移動することがあるため、シートベルトで固定できるところに魅力を感じて購入しました。
実際に使っていて良かったと感じているのも、車で移動するときにシートベルトで固定できるところです。
また、ハードタイプなので汚れが目立ちにくく、我が家では掃除もしやすいと感じています。
一方で、我が家が使っているラタンキャリーは出入口が上部の1か所だけなので、猫によっては入れるのが難しいと感じます。
たまは比較的おとなしく入ってくれるため問題なく使えていますが、キャリーに入るときに動いてしまう猫には、我が家では使いにくいと感じています。
そのため現在は、おとなしく入ってくれるたま専用のキャリーとして使用しています。
たまが使っているラタンキャリーは、車移動の際にシートベルトで固定できる点が気に入っています。購入を検討する場合は、販売ページでサイズや仕様、現在の在庫状況を確認してみてください。

リッチェル ラタンキャリー アイボリー(1個)【リッチェル(ペット)】
Pet’sOne ペットキャリー ドット 折りたたみ
現在とび用として使っているのが、「Pet’sOne ペットキャリー ドット 折りたたみ」です。
折りたたんで保管できる簡易的なキャリーが欲しくて購入しました。
布製の折りたたみタイプですが、実際に使ってみると我が家では比較的丈夫だと感じています。
特に便利なのが、キャリーのサイドに付いている大きめの幅広ポケットです。
我が家では外出時に必要なものだけでなく、3匹分の予防接種証明書なども入れています。実際に猫を連れて泊まりに行くときや非常時にも役立ちました。
また、使わないときには折りたたんでおけるため、保管場所を取りにくいところも気に入っています。
一方で、折りたたみ式の布製キャリーなので、ハードタイプのように形がしっかり固定されているわけではありません。
とびが中で動くとキャリーが傾いたり、置いたときに倒れてしまったりすることがあります。
そのため我が家では、しっかりと形が固定されたキャリーとは使い勝手が違うものとして、とび用のキャリーとして使用しています。

過去に使っていた「necoco ネココ リュックキャリー」
最後に紹介するのは、現在は使用していませんが、以前使っていた「necoco ネココ リュックキャリー」です。
もともとは、たまを迎えたときに、成長して体が大きくなることも考えて購入しました。
ポケットが多く、外出時に必要なものを入れられるところも便利でした。
また、リュックタイプなので背負って持ち運ぶことができます。我が家では手で持つタイプのキャリーと比べて持ち運びやすく、飼い主の負担も少ないと感じていました。
入口が大きく上部から猫を入れられるところも、我が家では使いやすかったポイントです。
ただし、3匹すべてに使いやすかったわけではありません。
とびにも使ってみましたが、とびは動きが素早く、上から入れても蓋を閉める前に飛び出してしまうことがありました。
むたの場合は、キャリーから出ようとした際に一部を引き裂いてしまい、その後は使用をやめました。
これをきっかけに、むたには布製ではなく、現在使用しているプラスチック製の「Pet’sOne ペットハウスにもなるツインドアキャリー」を購入しました。
実際に複数の猫に使ってみたことで、同じキャリーバッグでも猫の体格や性格によって使いやすさが違うことを実感した商品です。
3種類のキャリーバッグを比較
現在我が家で使っている3種類のキャリーバッグを、実際の使用感をもとに比較してみました。
3匹それぞれ体格や性格が違うため、「どれが一番良い」というよりも、猫や使用する場面によって使いやすいキャリーが違うと感じています。
| Pet’sOne ツインドアキャリー | リッチェル ラタンキャリー | Pet’sOne 折りたたみキャリー | |
|---|---|---|---|
| 我が家で使う猫 | むた | たま | とび |
| タイプ | ハードタイプ | ハードタイプ | 折りたたみ・布タイプ |
| 出入口 | 上・前 | 上部 | 上・前 |
| 良かった点 | 約7kgのむたでも中で方向転換できる・掃除しやすい | 車でシートベルト固定できる・掃除しやすい | 折りたためる・大きなポケットが便利 |
| 気になる点 | 大きく持ち運びにくい・組み立てが少し面倒 | 我が家では動き回る猫を入れにくい | 中で猫が動くと傾いたり倒れたりする |
| 我が家で特に重視している点 | 広さ・壊されにくさ | 車移動での使いやすさ | 収納性・荷物を入れられること |
こうして比較すると、我が家では3匹に同じキャリーバッグを使うのではなく、それぞれの体格や性格、使用する場面に合わせて使い分けています。
約7kgあるむたには、広さがあり破損の心配が少ないと感じているPet’sOneのツインドアキャリー。
比較的おとなしくキャリーに入ってくれるたまには、車でシートベルト固定ができるリッチェルのラタンキャリー。
とびには、折りたたんで保管でき、大きなポケットも付いているPet’sOneの折りたたみキャリーを使用しています。
キャリーバッグを選ぶときは、商品の特徴だけでなく、愛猫の体格や性格、どのような場面で使用するのかも考えて選ぶことが大切だと感じています。
どのキャリーバッグがおすすめ?
3種類のキャリーバッグを実際に使っていますが、「このキャリーがすべての猫に一番おすすめ」とは感じていません。
我が家でも、むた・たま・とびの体格や性格によって使いやすいキャリーが違うため、それぞれに合わせて使い分けています。
キャリーバッグを選ぶときは、愛猫の特徴と使用する場面を考えて選ぶことが大切です。
体が大きい猫や丈夫さを重視するならハードタイプ
むたのように体が大きい猫の場合は、猫が入ったときの広さを特に確認したいところです。
我が家では約7kgあるむたに「Pet’sOne ペットハウスにもなるツインドアキャリー」を使用しています。
以前使っていた布製のリュックキャリーをむたが引き裂いてしまった経験もあり、現在はプラスチック製のハードタイプを選んでいます。
実際に使用しているものは、むたが中で方向転換できるくらいのスペースがあり、我が家では安心して使いやすいと感じています。
一方で、本体が大きい分、持ち運ぶときには少しごつく感じます。
大きな猫のキャリーを選ぶ場合は、広さだけでなく商品の耐荷重や適応体重なども確認して選びましょう。
車での移動が多い我が家ではシートベルト固定できるタイプが便利
我が家では猫を車に乗せて移動することがあるため、たまには「リッチェル ラタンキャリー」を使用しています。
このキャリーを購入した理由のひとつが、車のシートベルトで固定できることでした。
たまは比較的おとなしくキャリーに入ってくれるため、我が家では問題なく使用できています。
一方で、出入口が上部の1か所なので、動きの素早い猫を入れる場合には我が家では使いにくいと感じます。
車で使用するキャリーを選ぶ場合も、固定方法だけでなく、愛猫を出し入れしやすい構造かどうかまで確認して選ぶとよいでしょう。
収納のしやすさや荷物を入れられることを重視するなら折りたたみタイプ
キャリーを使わないときの収納場所も考えて選びたい場合は、折りたたみタイプも選択肢になります。
我が家では、とびに「Pet’sOne ペットキャリー ドット 折りたたみ」を使用しています。
使わないときに折りたためるだけでなく、大きめの幅広ポケットが付いているところも気に入っています。
我が家では3匹分の予防接種証明書などを入れており、猫を連れて泊まりに行ったときや非常時にも実際に役立ちました。
一方で、布製の折りたたみタイプなので、猫が中で動くと傾いたり、置いたときに倒れたりすることがあります。
収納性や持ち運ぶ荷物の入れやすさだけでなく、使用するときの安定性も確認して選ぶことが大切です。
まとめ|猫に合ったキャリーバッグを用意しておこう
猫用キャリーバッグは、動物病院への通院や外出、いざというときの移動などに備えて用意しておきたい猫用品のひとつです。
我が家では現在、むた・たま・とびにそれぞれ違うキャリーバッグを使用しています。
約7kgと体の大きなむたには、広さがあり壊されにくいと感じているハードタイプ。比較的おとなしく入ってくれるたまには、車でシートベルト固定ができるラタンキャリー。とびには、折りたたんで保管できる布製のキャリーを使っています。
また、以前使用していたリュックタイプのキャリーでは、とびが入れている途中で飛び出してしまったり、むたが一部を引き裂いてしまったりした経験もありました。
実際に複数のキャリーバッグを使ってみて、見た目や価格だけではなく、猫の体格や性格、出し入れのしやすさ、移動方法なども考えて選ぶことが大切だと感じています。
これからキャリーバッグを用意する方は、愛猫に合ったサイズか、どこから出し入れできるのか、どのように持ち運ぶのかなどを確認しながら選んでみてください。


コメント