猫を迎えた初日にすること5つ|初心者が知っておきたい注意点

ご飯・水・トイレ・初日の夜はどうする? 猫を迎える準備

初めて猫を家に迎える日は、うれしい気持ちと同時に「家に着いたら何をすればいい?」「すぐにケージから出しても大丈夫?」と不安になる方も多いのではないでしょうか。

猫にとっても、初めての家は知らないにおいや音に囲まれた慣れない環境です。すぐに部屋を歩き回る猫もいれば、警戒してなかなかキャリーから出てこない猫もいます。

我が家で初めて迎えた猫の「たま」も、初日はキャリーからなかなか出てこず、家の中を恐る恐る探索していました。ご飯やトイレはできたものの、水を飲んだのは翌日のお昼になってからです。

この記事では、猫を迎えた初日にすること5つをはじめ、ご飯・水・トイレの確認や初日の夜の過ごし方について、我が家でたまを迎えたときの実体験も交えながら紹介します。

これから猫を迎える方や、まさに今日猫を迎えたばかりで「どう接したらいいんだろう?」と迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

猫を迎えた初日はどう過ごす?

猫を迎えた初日は、早く仲良くなりたいからと積極的に触ったり、家の中を案内したりしたくなるかもしれません。

しかし、猫にとって新しい家は、これまでとはにおいも音も景色も違う環境です。まずは猫が落ち着いて過ごせる場所をつくり、猫自身のペースで新しい環境を確認できるようにしてあげることが大切です。

初日から元気に探索する猫もいれば、キャリーやケージの中からなかなか出てこない猫もいます。すぐに慣れないからと焦らず、その猫の様子を見ながら過ごしましょう。

初日は新しい環境に警戒することがある

猫を家に連れてくると、すぐにキャリーから出て部屋を探索してくれるとは限りません。

慣れない場所でじっとしていたり、物陰に隠れたり、周囲の様子を慎重に確認したりすることもあります。

我が家のたまも、初日はすぐに新しい家に慣れたわけではありませんでした。

迎えた日は雷がひどく、ショップから家へ帰る途中には、キャリーの中で怖がって唸っていました。家に到着してからもすぐにはキャリーから出ず、新しい環境をかなり警戒している様子でした。

このようなときは、「早く慣れてほしい」と急かすのではなく、猫が落ち着ける環境をつくって様子を見ることが大切です。

無理に触ったり遊んだりせず猫のペースを優先する

猫を迎えたばかりだと、抱っこしたり、なでたり、一緒に遊んだりしたくなるものです。

しかし、初日は猫自身が新しい環境を確認するだけでも大きな変化です。警戒している様子がある場合は、無理に触ったり追いかけたりせず、安心できる距離から見守りましょう。

自分からキャリーやケージの外へ出てきたり、部屋を探索したりするようになったら、その行動を邪魔せずに見守ります。

最初から人との距離を縮めることを優先するのではなく、「ここは危険な場所ではない」と猫自身が少しずつ確認できる時間をつくってあげましょう。

猫を迎えた初日にすること5つ

猫を迎えた初日は、まず新しい環境で安心して過ごせるようにすることが大切です。

「早く家に慣れてほしい」と思うかもしれませんが、初日からたくさん遊んだり、家中を自由に歩かせたりする必要はありません。

まずは安心できる場所を用意し、ご飯や水、トイレなどの様子を確認しながら、猫のペースに合わせて過ごしましょう。

ここでは、猫を迎えた初日に確認しておきたい5つのポイントを紹介します。

①猫が安心して過ごせる場所を用意する

猫を家に迎えたら、最初に安心して過ごせる場所を用意しておきましょう。

ケージを使用する場合は、猫が到着する前に組み立てて、トイレや寝床なども準備しておくとスムーズです。

我が家でたまを迎えたときは、ケージなどの必需品も一緒に購入したため、帰宅してから急いでケージを組み立てました。その間、たまにはキャリーの中で待っていてもらいました。

今振り返ると、猫を迎える前にケージやトイレなどを設置しておけば、帰宅してすぐに落ち着ける場所へ案内できたと思います。

これから猫を迎える場合は、できるだけ事前に必要なものを準備し、猫が安心して休める場所をつくっておきましょう。

猫を迎える前に準備しておきたいものについては、以下の記事で詳しく紹介しています。

初めて猫を迎える前に必要な準備を確認する

②キャリーから出るまで焦らず見守る

家に到着してキャリーを開けても、猫がすぐに出てくるとは限りません。

知らない場所に警戒して、キャリーの奥でじっとしていることもあります。その場合は、無理に引っ張り出そうとせず、自分から動き始めるまで落ち着いて見守りましょう。

たまを迎えたときも、なかなかキャリーから出てきませんでした。当時の我が家では一度ケージの外へ出しましたが、その後は恐る恐るリビングの探索を始めました。

これは我が家での体験であり、キャリーから出ない猫を無理に外へ出した方がよいという意味ではありません。これから迎える場合は、猫が自分のペースで動けるよう、先に安全な環境を整えておくと安心です。

また、キャリーは猫を迎える日だけでなく、動物病院への通院や災害時の避難などでも必要になります。

我が家で実際に使用しているキャリーバッグについては、以下の記事で紹介しています。

猫のキャリーバッグの選び方と我が家で使っている3種類を見る

③ご飯・水・トイレの様子を確認する

初日は、ご飯を食べたか、水を飲んだか、トイレができたかなども確認しておきましょう。

ただし、慣れない環境に警戒して、すぐに食べたり飲んだりしないこともあります。無理に食べさせたり飲ませたりするのではなく、いつでも利用できるように準備しておき、様子を確認します。

たまの場合、初日の夜にはケージの中でご飯を食べ、トイレで排泄することもできました。一方で、水は初日には飲みませんでした。

その後、翌日のお昼に部屋を探索している途中で自分からケージへ戻り、初めて水を飲みました。

「水を用意しているのに飲んでくれない」と心配になる場合は、飲みやすい環境を見直すことも大切です。我が家で試している方法については、以下の記事でも紹介しています。

猫が水を飲まないときに考えられる原因と5つの対策を見る

④部屋を探索するときは危険な場所がないか確認する

猫が少しずつ新しい環境に慣れてくると、自分から部屋の中を探索し始めることがあります。

探索を始めたら、猫の行動を邪魔しすぎないようにしながら、危険な場所へ入っていかないか確認しましょう。

玄関や窓から脱走できる状態になっていないか、猫が口にすると危険なものが落ちていないか、倒れやすいものがないかなど、猫の目線で室内を確認しておくことが大切です。

特に猫は、人が予想していなかった狭い場所へ入り込んだり、高い場所へ上がったりすることがあります。

初日は猫自身も慣れない環境を確認している途中なので、探索できる範囲を無理に広げる必要はありません。まずは安全を確認できる範囲から慣れてもらいましょう。

⑤初日の夜は安心して休める環境をつくる

初日の夜は、猫が落ち着いて休める環境をつくります。

日中に少し動けるようになったとしても、新しい家に来たばかりであることに変わりはありません。夜までたくさん遊ばせるのではなく、静かに休める時間をつくりましょう。

我が家では、たまが夜にご飯を食べたあと、私が寝るまでケージを開けていました。すると、たまは自分から恐る恐る外へ出て、再び部屋の探索を始めました。

その後、自分からケージへ戻ってトイレをし、初めてのうんちも確認できました。

就寝時はケージを閉め、何かあったときに気づけるよう、私もその日はケージの横で寝ました。

猫の性格や飼育環境によって適した過ごし方は異なりますが、初日の夜は猫が安心して休めることを優先し、無理に構いすぎず様子を見守りましょう。

我が家でたまを迎えた初日の様子

ここからは、我が家で初めて猫を迎えたときの実体験を紹介します。

初めて迎えたのは、ラグドールの「たま」です。当時は私自身も猫を飼うのが初めてだったため、分からないことも多く、今振り返ると「先に準備しておけばよかった」と思うこともあります。

それでも、たまの様子を見ながら過ごしていると、少しずつ新しい家を探索したり、ご飯を食べたりするようになりました。

雷を怖がりながら我が家へ

たまを迎えた日は、雷がひどい日でした。

ショップから家へ帰る途中、たまは雷や慣れない移動が怖かったのか、キャリーの中で唸っていました。

さらに、たまと一緒にケージなどの必需品も購入したため、家に到着した時点ではまだケージを組み立てていませんでした。

そこで、たまにはキャリーの中で少し待っていてもらい、その間に急いでケージを組み立てました。

初めて猫を迎える日はこちらも慌ただしくなりやすいため、この経験から、ケージやトイレなどすぐに必要になるものは、できるだけ迎える前に準備しておいた方がよかったと感じています。

キャリーから出たあとは恐る恐るリビングを探索

ケージの準備が終わっても、たまはなかなかキャリーから出てきませんでした。

当時はどうすればよいのか分からず、一度たまをケージの外へ出しました。すると、すぐに走り回るようなことはなく、恐る恐るリビングの中を探索し始めました。

部屋を一回りしたあとにはトイレもできましたが、その後はケージの片隅でうずくまり、しばらく出てきませんでした。

今振り返ると、新しい場所を確認したあと、自分が落ち着ける場所でじっとしていたかったのかもしれません。

初日から活発に動き回らなくても、たまのように少し探索してから落ち着ける場所へ戻ることもあります。猫の様子を見ながら、無理に外へ出したり構い続けたりせず、落ち着ける時間をつくることも大切だと感じました。

ご飯とトイレはできても水は飲まなかった

その日の夜、たまはケージの中でご飯を食べてくれました。

私が寝るまでの間はケージを開けておいたところ、しばらくすると自分から恐る恐る外へ出てきて、再び部屋の探索を始めました。

そして、トイレをするときには自分からケージへ戻り、初めてのうんちもしてくれました。

ご飯を食べて排泄もできたことで少し安心しましたが、ひとつ気になったのが水です。

水は用意していたものの、たまは初日には一度も飲みませんでした。

初めて猫を迎えた私にとって「水を飲まなくても大丈夫なのかな?」と心配になったことを覚えています。

その後、たまが水を飲んだのは翌日のお昼でした。このときの経験もあり、現在の我が家では猫それぞれの好みに合わせて複数の水飲み場を用意しています。

我が家で使っている4種類の給水方法を見る

初日の夜はケージの横で一緒に就寝

夜になったら、たまにはケージの中で過ごしてもらい、就寝するときにはケージを閉めました。

ただ、我が家に来て初めての夜だったため、「夜中に何かあったらどうしよう」という心配もありました。

そこで、その日は私もケージの横で寝ることにしました。

今では一緒に暮らすことが当たり前になったたまですが、初日はキャリーからなかなか出られず、ケージの片隅でうずくまっていました。

猫を迎えた初日は、すぐに懐いてもらうことよりも、まずは新しい家で落ち着いて過ごせるように見守ることが大切だと、たまとの最初の一日を通して感じました。

翌日には少しずつ行動が変わった

初日は警戒してケージの片隅でうずくまっていたたまですが、翌日になると少しずつ行動に変化が見られました。

もちろん、猫が新しい環境に慣れるまでの時間には個体差があります。たまの場合は、翌日から少しずつ自分から行動するようになりました。

朝から自分で部屋を探索するようになった

翌朝、ケージを開けると、たまは自分から外へ出て部屋の探索を始めました。

前日は恐る恐る周囲を確認し、探索したあともケージの片隅でうずくまっていましたが、翌朝には自分から行動するようになっていました。

私がいる環境に少し慣れてきたのか、ご飯をくれる存在だと分かってきたのか、本当のところはたまにしか分かりません。

それでも、無理に部屋へ連れ出さなくても、自分からケージを出て探索する姿が見られたことで、少しずつ新しい環境を受け入れ始めているように感じました。

ご飯・トイレ・毛づくろいもできた

翌朝もトイレをすることができ、ご飯もしっかり食べてくれました。

さらに、ご飯を食べてお腹がいっぱいになったあとには、毛づくろいをする姿も見られました。

初日は「大丈夫かな」と一つひとつの行動が気になっていましたが、ご飯を食べたり、トイレをしたり、毛づくろいをしたりする姿を見て、私自身も少し安心したことを覚えています。

猫を迎えた直後は、早く慣れてもらおうとするよりも、ご飯・水・排泄など普段の生活に必要な行動ができているかを見ながら、少しずつ環境に慣れていく様子を見守ることが大切です。

翌日のお昼に初めて水を飲んだ

初日に唯一気になっていたのが、水を飲んでいなかったことです。

翌日のお昼、たまが部屋の中を探索していると、ふと自分からケージへ戻りました。

何をするのか見ていると、そのまま置いてあった水を飲み始めました。

初日は一度も水を飲まなかったため、実際に飲んでいる姿を確認できたときはほっとしました。

たまの場合は翌日のお昼に飲み始めましたが、「初日に飲まなかったから、翌日まで待てば大丈夫」と一律に考えるのではなく、猫の状態を確認することが大切です。

水を飲まないときに考えられる原因や、我が家で取り入れている対策については、以下の記事でも詳しく紹介しています。

猫が水を飲まない4つの原因と5つの対策を見る

猫を迎える前に準備しておきたいもの

猫を迎えた初日をできるだけ落ち着いて過ごすためには、必要なものを事前に準備しておくことも大切です。

我が家でたまを迎えたときは、たまと一緒にケージなどの必需品も購入したため、帰宅してから急いでケージを組み立てました。

その間はたまにキャリーの中で待っていてもらいましたが、今振り返ると、猫を迎える前にケージやトイレなどを設置しておけば、帰宅後すぐに落ち着ける環境を用意できたと思います。

これから猫を迎える場合は、少なくとも次のようなものを準備し、すぐに使える状態にしておくと安心です。

  • ケージや猫が安心して休める場所
  • 猫用トイレと猫砂
  • キャットフードと食器
  • 水と水飲み用の器
  • 移動や通院に使うキャリーバッグ
  • 猫が落ち着いて休めるベッドや寝床

特にケージやトイレは、購入するだけでなく、猫が家に到着する前に組み立てて設置しておくとスムーズです。

また、ご飯については、迎えた直後から急に種類を変えるのではなく、それまで食べていたフードを確認しておくと準備しやすくなります。

水についても、猫がいつでも飲めるように用意しておきましょう。我が家のたまのように初日は飲まないこともありますが、飲みたいときにすぐ飲める環境を整えておくことが大切です。

猫を迎える前に確認しておきたいことや必要なものについては、以下の記事で詳しくまとめています。

初めて猫を迎える前に確認したい6項目と必要なものを見る

まとめ|猫を迎えた初日は猫のペースを優先しよう

猫を迎えた初日は、早く新しい家に慣れてもらおうとするよりも、猫が安心して過ごせる環境を整えながら、その子のペースを見守ることが大切です。

今回紹介した、猫を迎えた初日にすること5つを振り返ってみましょう。

  • 猫が安心して過ごせる場所を用意する
  • キャリーから出るまで焦らず見守る
  • ご飯・水・トイレの様子を確認する
  • 部屋を探索するときは危険な場所がないか確認する
  • 初日の夜は安心して休める環境をつくる

我が家のたまも、迎えた初日はキャリーからなかなか出てこず、部屋を恐る恐る探索したあと、ケージの片隅でうずくまっていました。

それでも夜にはご飯を食べてトイレができ、翌朝には自分から部屋を探索するようになりました。初日に飲まなかった水も、翌日のお昼には自分からケージへ戻って飲んでくれました。

猫が新しい環境に慣れるまでの時間は、その子によって異なります。たまのように翌日から行動が変わることもあれば、もう少し時間が必要な猫もいるでしょう。

「早く慣れてもらわなければ」と焦らず、ご飯を食べているか、水を飲んでいるか、排泄できているかなどを確認しながら、少しずつ新しい生活に慣れていく様子を見守ってあげましょう。

これから猫を迎える方は、猫が家に到着してから慌てなくて済むように、ケージやトイレ、ご飯、水飲み場などを事前に準備しておくことも大切です。

初めて猫を迎える前に確認したい6項目と必要なものを見る

猫が新しい環境に少しずつ慣れてきたら、仕事や外出で初めて留守番してもらう場面も出てきます。

我が家では、たまを迎えて3日後に初めて留守番してもらいました。初めての留守番を何時間から始めるかや、外出前に準備しておきたいことは、以下の記事で詳しく紹介しています。

猫の留守番が初めてなら何時間から?安心して外出するための5つの準備

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